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22.視触覚同時提示ボール回しシステム
名古屋工業大学 坂口正道研究室(坂口 正道,馬場 健太郎)
手の上で二つのボールを回している動画を撮影し上部の小型モニタに提示すると共に、モニタの下では実物のボールを動画と同期させてモータで回転させています。モニタの下に手を入れてボールを軽く握るだけで、まるで自分の手でボールを回しているような感覚が得られます。リハビリテーションや運動学習に関する研究への応用を目指しています。
開発者紹介
名古屋工業大学坂口研究室は、目的に合わせて最適な技術を用い、具体的なシステムを独自に構築し自ら体験する、百聞は一験に如かずをモットーに、バーチャルリアリティ、ヒューマンインタフェース、メカトロニクス技術を基礎として、力触覚提示デバイスの開発、技能体験訓練やリハビリテーション支援に関する研究を行っています。
Website:
http://ral.web.nitech.ac.jp/
連絡先: saka_at_nitech.ac.jp ( _at_ を@に変更してご利用ください。)
関連文献
Kentaro Baba, Masamichi Sakaguchi: Development of Ball-Rotation System with Visual and Tactile Feedback Inducing Illusion of Motion, SIGGRAPH Asia 2015 Haptic Media and Contents Design,
http://dx.doi.org/10.1145/2818384.2818393
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坂口正道, 馬場健太郎:運動錯覚を誘発するボール回しシステムの視覚と触覚の同期に関する研究,第20回日本バーチャルリアリティ学会大会, 11A-3, pp.9-11, 2015.
馬場健太郎,坂口正道:リハビリテーションを目指した視覚と触覚を同時に提示するボール回しシステムの開発,日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2015,1P2-M08, 2015.
馬場健太郎,坂口正道:視覚と触覚の同時提示により運動錯覚を誘発するボール回しシステムの開発,第15回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会,1K1-4, pp.783-784, 2014.