視触覚クローンは、一方のブースにある物体の3次元映像を他方のブースに転送(クローン)するとともにその転送された映像に触れたときの触感も再現するシステムです。映像のクローンはAIプレートを用いて光学的に行い、触感は空中超音波放射圧を用いて再現します。発生できる力は弱い力に限られますが、お互いの映像に触れあうことができる、相互テレイグジスタンスが実現されます。超音波による力の空間分布は、圧力の最大値の制約のも とで自在に制御することができます。お互いの手を触った場合、手の形や
複数指の存在までを触覚を通して感じることができます。