10号に寄せて

今号は「てくすちゃ」の特集です。「Texture」と聞いたとき、思い浮かべるのはどのようなものでしょうか? もともとは織地や生地、質感、感触といった意味を持つ語ですが、コンピュータ・グラフィックスの世界では、オブジェクトの表面にマッピングする質感データを意味し、化粧品業界では化粧品の触り心地や付け心地を意味したりもします。美容師の世界では、見た目だけでなく、毛先のそろい方なども含めてこの言葉が使われています。このように「Texture」は、オブジェクトと外界の境界面で生じる感覚すべてを表す、とも言えるでしょう。今回は、あらためて基本となるこの概念にフォーカスし、触覚への理解をより深めていければと思います。

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研究技術を盛り込んだブース「NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017」を出展2017.4.29 - 30 /幕張メッセ

来る2017年4月29日(土)~30日(日)の二日間にわたって幕張メッセにて開催される「ニコニコ超会議2017」。NTTでは、各研究所の技術を結集したブース『NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017』を出展します。超技術を収集した、まさにウルトラな博物館をテーマに、ちょっとおかしな未来の技術を展示します。日本で初めての触感コンテンツ専門誌『ふるえ』は、一昨年のニコニコ超会議『NTT 超未来研究所Z』内の展示「日常をいろどる“ 振動触感”フェスタ」のパンフレットとして制作されたのが、そもそもの始まり。もちろん、本年もブースではハプティクス関連の展示を予定しています。ぜひ「ニコニコ超会議2017」にお越しください。
http://ch.nicovideo.jp/ntt-RD/

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